どうも、日焼けで全身がヒリヒリする ささけんです!
突然ですが、高知県No.2の市町村はどこだか考えたことはありますか?
高知県は、中心の高知市に様々な物が集まった一極集中型の県です。僕はふと思いました。「2番目ってどこだろう?」
今回は、四万十市と南国市を比較し、どちらの市がNo.2に相応しいかを調べてみました。
どちらが相応しいかのジャッジは経済規模や、活力で判断していこうと思います。
四万十市 VS 南国市
【南国市】高知県の空の玄関口「高知龍馬空港」やオフィスパークのある経済の町。
【四万十市】四万十川があり、かつては小京都と呼ばれた観光の町。
面積と人口
【南国市】47,889人/125.35平方km 人口密度は394.7人/1平方km
日本の人口密度は336人/1平方kmなので、日本の平均値よりも上ですね!高知市のベッドタウンになっているからでしょうか。
【四万十市】33,927人/632.42平方km 人口密度は56.8人/1平方km
実は四万十市、高知県の市町村の中で2番目に面積が広いんです。
高知県のNo.2市町村を面積や人口で決めてしまうのはよくありません。様々な施設・要素から検証してみましょう!
産業
南国市の農業部門別販売金額
四万十市の農業部門別販売金額
南国市の林業総収入
四万十市の林業総収入
ほうほう。確かに物産品を扱うサンリバー四万十でも木の製品を多く取り扱っていますね。
南国市の海面漁獲物販売金額
四万十市の海面漁獲物販売金額
個人的に、四万十市のほうが漁獲量が多そうだったので意外な結果でした。
公共機関の数
鉄道駅(1日の乗降客数)の比較
【南国市】後免駅/3,840人
【四万十市】中村駅/1,168人
駅の利用者数に関しては後免駅(南国)の圧勝ですね!これに加えて空港もあるので、人の流れが大きい町だということがわかります。
学校の数
小中学校/高校の数
【南国市】小学校13校/中学校4校/高校3校
【四万十市】小学校14校/中学校11校/高校3校
学校数は四万十市の方が多いですね。ただ、四万十市には大学がありません(`;ω;´)
企業の数
【南国市】1,299社
【四万十市】1,665社
企業の数は四万十市の方が多いんですね!
お店の数
コンビニエンスストアの店舗数
【南国市】ローソン(14)/セブン-イレブン(2)/ファミリーマート(6)
【四万十市】ローソン(9)/セブン-イレブン(0)/ファミリーマート(0)
四万十市はローソンが一強のようです。セブンやファミマが無いのは驚きでした。
売り場面積3,000平米以上の大型商業施設
【南国市】
・サニーアクシス南国店(5,295平米)
・ショッピングセンターパステ(3,424平米)
【四万十市】
・フジグラン四万十(12,344平米)
・四万十ショッピングガーデン(4,679平米)
・アピアさつき(4,340平米)
四万十市は大型の商業施設が多いんですね!
おわりに
いかがだったでしょうか?
高知市に引っ張られているおかげかも知れませんが、総合的にみて判断すると南国市の方が優位ですね。
駅の周辺のみを見ると、四万十市の方が栄えていそうですが、経済規模で言うと南国が優っていました。
市町村に優劣をつけても仕方がありませんが、このように比較することで見えてくる事もありますよね。
評判が良ければ、他の市町村でもやっていきたいと思います\(^o^)/
※この記事を書くにあたって参考にしたサイトです。
総務省統計局 - 様々な統計データが公開されています。
RESAS(リーサス) - 地域経済分析システム
追記
Twitterでとても的確なコメントをくださった方がいました。
いわば、日本都道府県における、神奈川か大阪かといった感覚のような。南国は高知市の恩恵も大きいだろうし。四万十は独立した経済圏だし。 https://t.co/fE8zqe7Jlx
— 邑(バージョン2) (@mla999) August 21, 2016
四万十市は 独立した経済圏として、須崎市や香南市と比較しても面白そうですね!