どうも、ありんど香川の宮崎です。
今回は、たくさんのうどん店のなかでも、客人をもてなす際やデートの際にぴったりのお店を紹介します。
「本当にうどん屋さん?」とびっくりするような独特の店構え、そして絶品のうどんの味を知ったら、もう忘れられなくなるのは間違いなしのお店ですよ。
うどん本陣 山田家
まず、店構えのまえに門構えが違います。
この気品すら感じる佇まい……ただのうどん屋さんでありません。まるでお城のようです。
こちらのお店は、旧家を利用しており、登録有形文化財にも登録されています。
門をくぐった先の前庭は、うどんを食べに来たことを忘れさせるほど手が込んだ造りになっています。
小池や庭園まであります。この庭を眺めなながら食べることもできるそうで、これまでのうどん屋のイメージが吹き飛びました。
お土産コーナーの品揃えは、今まで見た中でもダントツの多さ。種類も豊富で、寄せ鍋セットなんてものもあります。
晩ごはん用に近所の方が買っていくこともあるそうな。
席は、テーブル席と、写真のような座敷のふたつから選べます。こちらの座敷からは、美しい庭園を眺めることができますよ。
あいにく、座敷は満席だったため、こちらのテーブル席へ。内装は、どれも時代を感じさせる重厚な造りになっています。特に木板のテーブルが良いですね。
さて、メニューを見てみましょう。
昔も今も一番人気のメニューは、こちらの「釜ぶっかけうどん」です。
こちらの左下の「地えびと水菜のかき揚げ」も美味しいとのことで、合わせて注文。
薬味によって、いくつもの味を楽しめる釜ぶっかけうどん
このうどん、何が他と違うのかというと——
・箸をつけると引っ張り返してくるほどのモチモチとした弾力と芯のあるコシ。
・ネギ、大根おろし、すだち、しょうが、ゴマという薬味によって、ころころと変わる風味。
・うどんの寒温に合わせて用意される、濃厚ダシの味わい。
絶妙な組み合わせによってうどんという料理の可能性を極限まで高めているこの一品は、「うどん飽きたな」と思っていた私を黙らせるだけの、本当のうどんでした。うどん県舐めてましたすみません。
この味の調和、これはもう「宇宙」です(友人談)
そして、このかき揚げがまた美味い。
一口食べて、使っている油の違いを実感させられます。天ぷらの衣が限りなくうすいので、油っこさがありません。そして、小えびと言いつつ、そのプリップリの身は非常に存在感があります。
お店の情報
実は、こちらの山田家さんは、東京に支店もある老舗なんです。
その味の良さは間違いなし。ぜひ、香川に来られた方は立ち寄ってみてください。
公式サイト:うどん本陣 山田家
店舗名 | うどん本陣 山田屋 |
住 所 | 香川県高松市牟礼町牟礼3186 |
営業時間 | 10:00 ~ 20:00 ランチ営業、日曜営業 |
定休日 | 無休 |
アクセス | 琴電志度線八栗駅より徒歩25分 車の場合、八栗ケーブル登山口方面、高柳旅館手前。 八栗駅から1,184m |
TEL | 087-845-6522 |