どうも!ありんど高知代表のしおちゃんです!
今回は、ひろめ市場に11月にオープンしたばかりのしゃも料理のお店「軍鶏伝(しゃもでん)」に行ってきました。
「鶴瓶の家族に乾杯」などのテレビで今話題の高知の軍鶏!
高知の軍鶏といえば、いろんな大会でグランプリになったり、テレビで紹介されたりと今話題の高知の食材ですよね!
今回は、おっくんと一緒に、そんな軍鶏を全国に売り出している、南国市の企業組合ごめん軍鶏研究会理事の「宗我部さん」とマーケティング企画の「野村さん」に「軍鶏(しゃも)」の魅力を伺いながらのご飯を食べてきました!
宗我部さんは、20歳頃から飲食店経営で独立し、南国市を始めいくつもの飲食店を経営する凄腕オーナーです!
気になる高知の軍鶏の魅力をインタビューしてみたよ!
しおちゃん「ズバリ、高知の軍鶏のおすすめポイントは何ですか?」
宗我部さん「やっぱり、我々が扱っているケンカシャモは100%の純血種ということですね。他のところの軍鶏のほとんどは60%くらいは他の鳥と掛け合わせた混血種なんです。」
しおちゃん「へー!そうなんですね!なんで他の鳥と掛け合わせてるんでしょうか?」
宗我部さん 「それは、飼育がしやすいからでしょうね。
純粋な軍鶏は大きくなると体長70センチくらいまでなります。鶏の2倍くらいですね。
そんなに大きいと、もともとは闘鶏をする軍鶏なので血が濃くなればなるほど、気性が荒くなってケンカして死んでしまうこともあるんですよ。
うちはそんなロスが出ても純血にこだわっています。」
しおちゃん 「軍鶏って、そんなに大きいんですね!鶏と同じくらいの大きさだと思っていました。
では飼育の手間やケンカでロスが出るリスクを増やしてまで純血種にこだわる理由はなんなんでしょう?」
宗我部さん「それはもちろん旨いからです!(笑)掛け合わせるとやっぱり味は落ちます。うちのケンカシャモの肉は身が引き締まって、すっごい味が濃いんです。これから水炊きを食べてもらいますけど、味付けなしでも美味しいくらいですよ!」
しおちゃん 「おお!それは楽しみです!」
なぜ南国市で軍鶏の飼育が始まったのか?
しおちゃん 「ところで、なぜ南国市で軍鶏が始まったんでしょうか?」
宗我部さん 「僕は南国が地元なのですが、南国っていろんなものもあって人口も多いのにイマイチパッとしないじゃないですか。」
しおちゃん 「確かに(笑)空港とかもあるのに、あまり有名どころはないですよね」
宗我部さん 「でしょ?それで、何か新しい名産を作ろうってお酒を飲んでる時に、その時ちょうど龍馬伝の前だったんで、『龍馬と関係するものがいいんじゃないか』ってなって、『龍馬が暗殺された時に食べたかった軍鶏がいいんじゃないか』ってなったんです。
今思うとこれがキッカケですかね」
しおちゃん 「お酒を飲んでる時に決まるって高知らしいですねw確かに、龍馬の好物が軍鶏鍋だっていう話は有名ですもんね!」
これからの目標は軍鶏で地域を盛り上げること
しおちゃん 「これからの目標とかってありますでしょうか?」
宗我部さん 「今は、おかげさまで全国各地から注文が入るようになって、生産が追いついていない状態です。
生産拠点を増やすことも急務ですが、どうせだったら、農家が高齢化で使われなくなったハウスや土地とか、そう言った場所を有効活用して、もっと地域と高知が盛り上がるようにしたいですね。個人的にですけど僕は利益とか度外視して、地域を盛り上げることの方が大事だと考えているので。」
しおちゃん「おお、素晴らしいですね!」
宗我部さん「そう言った意味で、この軍鶏伝も南国のアンテナショップ的な意味合いもあるんですよ。観光客がたくさんいらっしゃるひろめ市場で、高知の本物の軍鶏を知ってもらって、もっと南国市と高知に興味を持っていただければ嬉しいですね」
しおちゃん 「なるほど!『全ては愛する故郷のために』ということですね!ありがとうございました!
それでは、もう待ちきれないのでその自慢の軍鶏!いただきます!(笑)」
軍鶏伝自慢の「軍鶏料理」実食!
食べる時になって、偶然近くにいた土佐ひかりCDMのナリくんがやってきました。
ナリ「あ、これうちで育てたニラですー!」
突然、土佐ひかりCDM自慢の「ニラ」を企業組合ごめん軍鶏研究会野村さんにプレゼントするナリ。
しおちゃん「(なぜニラを持ってきたんだこいつは・・・)」
相変わらず謎な男です。
自称「四万十町イチ味にうるさい男」のナリくんにも食べてもらうことにしましょう。
軍鶏の水炊き
軍鶏を初めて食べる人は、軍鶏鍋から食べてるのがオススメなんだとか!
この軍鶏伝では「水炊き」、「軍鶏鍋」、「すき焼き」の3種類の鍋がありますが、今回は軍鶏の素材の味が一番よくわかるという「水炊き」をいただきます!
普通、水炊きというと、昆布ダシが一般的ですが、ここの水炊きは軍鶏の鳥ガラを圧力鍋でグダグダになるまで煮込んだダシで煮込んでいます。
付け合わせには、塩とポン酢とねぎと大根おろしです。塩で食べる鍋!
ですが・・! 一口目は何もつけずにそのまま食べてみてください!
軍鶏の鶏ガラで取ったダシの濃い味がグイグイきます!
コラーゲンたっぷりのダシで、肌にもいいらしいです!ぜひ、最後まで飲み干してください!
軍鶏初体験で、「かたいお肉」というイメージがあったのですが、ホロホロと柔らかくなっており、とっても食べやすい!
それでいてお肉の味をしっかり感じます。軍鶏肉ってこんなに風味があるんですね・・!
野菜も軍鶏のダシを吸い、これまた美味しい!高知らしく「ニンニク葉」も入ってます!
軍鶏レバーのタタキ
軍鶏レバーですよ!!皆さん!これは、つまみになること間違いなし!
”生レバー”ではなく「タタキ」になっています。
ナリに食べてもらいましたが、見ての通り笑顔になる美味さ!
火を通しているので、パサパサしているかな?と思っていましたが驚くほど、クリーミー。
食べていると、生チョコのように溶けるんです!ほっぺた落ちます。
砂肝唐揚げ
やっぱり鶏肉と言えば、「砂肝」でしょ!
砂肝らしい、ザクザク感。そして、風味がガツンときます。
ビール好きの皆さん!これは最高のお供ですよ!
軍鶏もも串焼き
軍鶏肉の焼き鳥です!美味しくないわけがない。数量限定らしいです!
軍鶏肉の脂の旨みが口にじゅわっと広がってきます。
そして、噛めば噛むほど肉の旨みが出てきます!!
そのままでも美味しんですが、柚子胡椒をつけて食べても一味違ってたまらん。
軍鶏の手羽先
おっくんがどうしても気になって食べたそうにしていたので注文!
軍鶏の手羽!ぱっと見は、普通の大きさなんですが・・・。
めっちゃデカイ!!!w 普通のやつの二倍くらいはありますね!
それもそのはず。軍鶏は体長が、70〜80センチあるそうなんです。
人間の腰ほどらしく、怖いとのこと・・w
軍鶏の手羽先、食べ応えありすぎる!
大きさもそうなんですが、もちもちとした肉の歯ごたえもあって焼き鳥とはまた違った味わい。
お肉を食べているんので当たり前なのですが「肉食ってるわ〜」と感じさせてくれる!
羽根先(持ち手の部分)の皮に脂の甘みがあって美味しい!
当たり前ですが、全部美味しいく食べれます!
軍鶏ッケ(コロッケ)
高知農業高校の学生が考案し、2015年の土佐食1グランプリで優勝したコロッケその名も「軍鶏ッケ」!!
その優勝したものを商品化したもので、あまり出回っていませんが、なんとこの軍鶏伝で食べることができるんです!これがまた美味しいんですよー。
軍鶏伝では、軍鶏肉から出る「鶏油」も肉と一緒にコロッケに混ぜているから旨味、甘みが段違い。
余計な味付けはせず、シンプルに軍鶏肉を生かし、コロッケにしています。
揚げたてがホクホクでサイコーです。
軍鶏伝について
メニュー
注意事項
残念ながら、軍鶏伝のお店の中のテーブルでは持ち込みはお断りしているそうです。
しかし、軍鶏伝で購入したものを別のテーブルで食べることは全然OKですので、一品モノを注文することはできるみたいですよ!
砂肝の唐揚げや軍鶏のレバーはお酒にも合うのでオススメですよ!
テイクアウトも大歓迎だそうです!
年末年始の予約はまだまだ空いているみたいなので、忘年会や新年会に利用されてみてはいかがでしょうか?
店舗情報 軍鶏伝
営業時間: 11時〜22時
定休日: 無休(ひろめ市場の休館日と同じ)
予約:可能
場所:
東京でも軍鶏が味わえる!中目黒のTOSAMON魚類BENBEN
いつも関東からありんど高知を見て、よだれを垂らしてる皆さんに朗報です!
今回、軍鶏の魅力を語ってくださった宗我部さんがオーナーを務めるお店が中目黒にあります!
大人のデートや接待にも最適、地元特有の食べ方で味わう土佐料理で魅了してくれる【TOSAMON魚類BENBEN】。目利きの鋭いオーナーが厳選する新鮮な食材が、高知・土佐の市場から毎朝届きます。東京では類を見ない、純血の土佐の「大軍鶏」は、オーナー自らが飼育。食材に徹底的にこだわる高い志を感じられます。もちろんお酒も土佐の地酒が充実。日本酒・焼酎は料理との相性も抜群。ガラス越しに見られる『鰹の藁焼き』も、豪快に火柱をあげながらつくり上げる土佐スタイル。土佐の美味しいものを、色々な人に知ってもらいたいと始めたお店。「土佐者=とさもん」が「土佐の旨いもん」をつくる郷土愛に触れてみませんか。
引用:食べログ
ここでは軍鶏はもちろんのこと、毎朝、オーナー自らが目利きをして、高知採れの新鮮な食材を東京に送って、高知の味を東京でも味わえることにこだわったお店です!
引用:ヒトサラ
レビューも好評価ですね!
高知におられるオーナーが毎朝食材を送ってこられるので、食材の豊富さと鮮度は間違いなし。
高知は鰹が有名ですが、軍鶏、四万十ポーク、四万十牛、高知産の野菜、四万十の海苔などなど、食材が本当に豊富な県。
調理の技巧云々ではなく、素直にこの食材を味わう価値があると思います。引用:食べログ
軍鶏だけでなく、カツオのたたきやウツボまで、高知の食を堪能できるお店ですので、関東の方は是非チェックしてみてください!
詳しくはこちら
食べログ:TOSAMON魚類BENBEN
ブログ:http://ameblo.jp/gomensyamo/entry-12047579578.html
終わりに
いかがだったでしょうか?
いやぁ、軍鶏って初めて食べたのですが、こんなに美味しいものだとは思っていませんでしたw
食べ応えが最高で身がぎゅっと締まっている上にコラーゲンたっぷりなんて最高じゃないですか!
みなさんもぜひ軍鶏伝に足を運んでみてください!
最初は手羽先やコロッケのテイクアウトだけでもいいと思います!
きっと軍鶏の美味しさに虜になると思いますよ!