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【完全攻略】「スノーピークおち仁淀川」キャンプ場の設備と注意点・周辺観光情報までまとめて紹介!

2018年の4月にオープンしたばかりの「スノーピークおち仁淀川」キャンプ場。

ずっと行きたかったのですが、ようやく取材することができたので、皆さんに紹介しようと思います!

今回は

記事のポイント

・キャンプ場の設備などの紹介

・実際に泊まってみた体験レポート

・実際に泊まってみて感じた注意点

・キャンプ場周辺の観光スポット

を紹介します!
下の目次から好きな場所に飛べるので、気になところだけ見たい方は目次から見てみてくださいね!

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キャンプフィールド

まずはキャンプフィールドについて詳しく見てみましょう。

テントサイト

テントが張れるテントサイトは、管理棟の東側に位置し、それぞれABCDに分けられています。

オート区画サイト(22サイト)ABD

A・B・Dのサイトは車の乗り入れが可能なオートキャンプサイトになっており、芝生を区画分けされています。

区画分けされているとは言っても、その広さは十分でファミリー向けテントとタープ、車を入れてもまだ余裕があるほどの広さがあります。

仁淀川に面したDサイトが最も人気です。

1サイト6名まで/車1台/テント1張/タープ(シェルター)1張 4,320円(税込)

オートフリーサイトC(8サイト)

一方、Cサイトは区画分けされておらず、Cサイト内の好きな場所にテントの設営が可能です。
早いもの勝ちで自由なテントの設営ができるとあって、Dサイトに負けず劣らずな人気サイト。

ただし、サイト内への車の乗り入れはできず、Cサイト専用駐車場に車を停める必要があります。

1サイト6名まで/車1台/テント1張/タープ(シェルター)1張 4,320円(税込)
(お車は指定の駐車位置にお止めいただきます。)

オートサイトとフリーサイトどっちを選べばいいの?

区画分けされたオートサイトとフリーサイト、一体どちらを選べばいいのでしょうか?

利用する人の用途に合わせて選べば良いと思いますが、キャンプ初心者の方には区画分けされたオートサイトをオススメします!

フリーサイトでは車の乗り入れができず、荷物の出し入れが少し大変なのと、他のキャンパーの人との距離感が初心者にはわかりにくいと思います。

オートサイトではあらかじめ場所が決められているので、場所に関して心配しなくて良いので初心者にはこちらがおすすめです!

至れり尽くせりなモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」

「スノーピークおち仁淀川」のもう一つの宿泊先として、モバイルハウス「住箱」があります。

こちらは管理棟の西側の仁淀川に面して設置されています。

住箱の中身はシンプルで、ふかふかの二人用ベッドにテーブルと椅子、簡易な洗い場のみです。

シャワーやトイレはキャンプサイトと同じものを利用することになります。

 

住箱の魅力はなんといっても目の前に見える仁淀川!
ベッドや椅子に座ったままでこの景色をのんびりと眺めることができます。

また、スノーピークらしいサービスとして、お湯を沸かすクッカー類が室内に置かれ、使用料も宿泊代に含まれています。

宿泊される方は、このクッカーでコーヒーを淹れて部屋の中やデッキで仁淀川を眺めてのんびりと過ごしている方が多いそうです。贅沢な時間ですね!

その他にも、ベッドサイドにコンセントがあったり、スノーピークのランタン「ほおずき」があったり、網戸があったりと、数日過ごすには十分な設備が整っていました。

住箱を利用する方で多いのが、テントサイトに連泊した後、最終日だけは「住箱」で過ごして帰っていく方だそうです。

キャンプは設営よりも片付けが大変なので、バタバタしがちな旅行の最終日を片付け不要の「住箱」に泊まるというのは非常に理にかなった手段ですね!

 

キャンパーに嬉しい場内設備

「スノーピークおち仁淀川」には、キャンパーに嬉しい場内設備が充実!

いたれりつくせりな場内設備を紹介します。

これだけの設備が揃っていたら、冬のキャンプでも大丈夫ですよ!

24時間利用無料のシャワールーム

宿泊者は24時間無料で使える温水シャワールームが完備。

脱衣所には珪藻土のマットがあったり、ドライヤーが用意されていたり、エアコンがあったりと、ホテルと見間違うかのようなシャワールームでした。
これだけの設備があれば、寒い冬キャンプでも大丈夫ですね!

もちろんシャワー室も掃除が行き届いていてキレイでした!

さらに、脱衣所には洗濯機(24時間無料)もありました!

連泊の方には嬉しい設備ですよね。

清潔な洗い場

キャンプ場には二箇所の洗い場があり、どちらも人感センサーライト付きで暗くなっても利用できます。
また洗い場もとてもキレイで使っていて気持ちが良かったです。

ただし、洗い場にはスポンジはないので、持っていくのを忘れないように!

無料「充電用コンセント」コーナー

洗い場には無料の「充電用コンセント」コーナーがあり、携帯電話などの充電ができます。

ケーブルなどは用意されていないので、持っていくようにしましょう!

温水ウォッシュレット付きトイレ

キャンプ場にトイレは洗い場と同じく二箇所。

どちらも人感センサーライト付きのキレイなウォッシュレット付きトイレでした。

ゴミ捨て場

キャンプで出たゴミを捨てることができるゴミ捨て場。

燃えるゴミやカン・ビンなどを捨てることができます。

スノーピーク物販

スノーピークのお店には当然スノーピークのキャンプグッズが販売されています。

ネットでは品薄になっている品物も、ココなら置いているかも!?

 

また、キャンプに必要な炭や薪、お菓子やお酒なども販売されています。

必要なものはだいたい販売されているので、万が一忘れ物をしてしまったときも安心なのは嬉しいですね!

キャンプ場から歩いて仁淀川の河原へ

何より忘れては行けないのが、水質日本一の仁淀川!

キャンプ場からは歩いてすぐ仁淀川の河原に出ることができます。

夏は水遊びも楽しめる場所なので、水着のご用意を忘れずに!

実際に「スノーピークおち仁淀川」に泊まってみました

ここまで、「スノーピークおち仁淀川」の施設などを紹介しました。

ここからは実際に泊まってみたので、そのレポートをしていこうと思います。

実際にかかった宿泊費用

今回は6人でテントとバーベキューグリルを一つづつレンタル。そして持ち込みのテントが2つという構成でオートサイトに宿泊してきました。

まず、実際にかかった金額は

サイト使用料

4,320

テントレンタル料(アメニティドーム)

5,000

テント追加料金

1,080×2張

焚火&BBQコンロセット レンタル料

5,000

ゴミの回収料

432

薪(広葉樹)

¥964

¥1234

合計

¥19,110

となりました。

6人で割ると一人あたり3000円ちょっと。
炭や薪なんかをホームセンターで買って持っていけばもう少し安くなったかと思いますが、これだけ設備の整ったキャンプ場の料金としては十分安いと思います。

受付

まずはスノーピークのお店のある管理棟でチェックインを済ませます。

予約してある名前を言って、料金を支払ったあと、キャンプ場での諸注意を説明されました。

そのあと、キャンプサイトの場所を教えられて、受付完了。

レンタルした道具を車に積んで、キャンプサイトに車で移動します。

レンタルした道具は外に用意してくれていました。

テント設営

サイトに到着して、早速レンタルしたテントを設営します。

レンタルしたテントの中には、わかりやすいオリジナルの写真付きの組み立て方の説明書が入っていたので、かなり組み立てしやすかったです。

ソロキャンプ経験のある男二人で、だいたい10分くらいで組み立て終わりました。


ふたりともこんなに大きなテントを設営したのは初めてでしたが、説明書があったのと、テント自体が組み立てやすい作りだったのもあり、かなり手早く設営できました。

全くのキャンプ初心者の方でも15〜20分くらいで設営はできると思います。

バーベキュー

晩ごはんはキャンプの定番のバーベキューです!

こちらは焚き火台というアイテムで、焼き網をセットすればBBQも楽しめるスグレモノです!

ほとんどのキャンパーがこの「焚火&BBQセット(5000円)」をレンタルするんだそうです。

今回のバーベキューは越知町の松田精肉店のお肉に加えて、宇佐の西村水産の貝も焼きます!

西村水産の貝はキャンプ場に向かう前に買ってきたものです。

意外とここでシーフード類を買い込んでシーフードバーベキューをする方も多いんだとか。

新鮮な貝とおいしいお肉を囲んでのバーベキューは最高に盛り上がりました!

めちゃくちゃ美味かったー!

薪に関しては、購入した広葉樹の薪ひと巻きで夜と翌日の朝少し焚き火するくらいには持ちました。
春から秋はひと巻き、冬場はふた巻くらい購入するのが良さそうです。

夜の雰囲気

バーベキューも終わり、のんびりと夜の雰囲気を楽しみます。

夜は非常に静かで、車も夜を通して3台くらいしか通りませんでした。

かすかに遠くに聞こえる水の流れる音と、虫の声のみが聞こえます。
大自然の雰囲気に包まれて、とても眠りやすい環境でした。

雨が降ったら

夜中、3時頃から明け方まで雨が降り出しました。

スノーピークのテントは頑丈で、少々の雨ではびくともせず、雨が他人事のように感じました。

テントサイトの方も水はけがよく、2,3時間の雨程度では浸水している地面はどこもありませんでした。

梅雨時期などの雨が降り続くときであればわかりませんが、少なくとも晴れの日の突然の雨程度では、浸水などは考えなくても良さそうです。

テントの撤収と返却

朝、朝食を食べ終えて、テントの撤収をします。

テントの返却はある程度朝露などを払って、元の袋に詰めて返せばOK。

「少々汚れていたり、濡れていたりしても袋に入れて返却して大丈夫」とのことで手間がなくて楽ちんでした。

また、キャンプ場の受付がオープンするのは朝9時からですが、それより前に出発したい人はレンタル返却口に道具と受付のときにもらったバインダーを返却すれば、それでOK!

ここに返却しておけば早めに出発してもOK!

早めに起きてたっぷりと観光したい人には嬉しいですね!

 

実際に泊まってみて感じた「スノーピークおち仁淀川」の注意点

近くにお店がない

キャンプ場は閑静な山間部にあるので、近くにお店がありません。

最寄りのスーパーなどへは車で10分ほど走らせることになるので、キャンプ場に行く前に食料などはしっかりと準備しておきましょう!

また、越知町にある観光物産館おち駅では、お肉や新鮮な地元野菜がセットになったバーベキューセットも予約販売中。
「スノーピークおち仁淀川」を利用する方が多く利用しているので、ぜひチェックしてみてください!

 

その他、「スノーピークおち仁淀川」のWebサイト内に、最寄りの食材を販売しているお店をまとめた「越知町食材購入MAP」も掲載されています。

朝晩の冷え込み

山間にあるキャンプ場なので、朝晩は気温がグッと下がります。

普段の服装プラス2枚くらい防寒対策を忘れないようにしましょう。

サイトに電源がない

非常に設備が整ったキャンプ場ですが、残念ながらサイト自体にに電源が用意されてある電源サイトはありません。

スマホの充電などは洗い場の充電コーナーで十分できるのですが、サイトで電源を使いたいと言う方は注意しましょう。

乾燥機がない

1泊程度の方には関係ないのですが、キャンプ場には洗濯機はあっても乾燥機はありません。
晴れの日であれば乾燥機がなくても、干しておけばすぐ乾くのですが、雨が続く日はなかなか洗濯物が乾かないでしょう。

天気予報をよく見て、着替えを多く持っていくか、最寄りののコインランドリーを利用しましょう。

最寄りのコインランドリーは越知町の織田たばこ店の向かいにあるコインランドリーです。

Googleマップにお店が登録されていないので、戸惑うかもしれませんが、織田たばこ店を目印に行けば迷わず行けると思います。

 

ブヨ・アブ対策

僕が宿泊した時期は秋だったため、虫はいなかったのですが、夏場はブヨやアブが多いそうです。

ブヨやアブはキレイな流れの河川に住む虫です。
日本一の水質の仁淀川に居るのは仕方ないですよね。

虫除けスプレーや強力な蚊取り線香としてキャンパーに人気の森林香などを忘れないようにしましょう。

大きな木がないのでポールが必須

キャンプ場は影のない平らなサイトなので、夏場は日差しを遮るタープが必須です。

しかしサイトにはロープを委託できるような立派な木がないので、タープを張るためにはポールが必須です。

もし持っていない方は、この機会に購入するかレンタルしたほうが良いでしょう。

 

「スノーピークおち仁淀川」周辺の観光情報

「スノーピークおち仁淀川」周辺の観光情報をお伝えします!

ラフティング

「スノーピークおち仁淀川」で行われているラフティング体験プログラム。

半日をかけて仁淀川でラフティングが楽しめます。

ラフティングのご案内 | スノーピークおち仁淀川 * Snow Peak Ochi Niyodogawa

 

むささび温泉

「スノーピークおち仁淀川」から最も近い温泉。

地元の人の利用が多いですが、湯質はピカイチ!お肌に優しいぬるぬるの温泉が楽しめます。

「スノーピークおち仁淀川」のショップ内のパンフレットなどが並べてあるところに、温泉の割引券があるのでぜひ利用してみてください!

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安居渓谷

仁淀川の上流に位置する美しい渓谷。

仁淀ブルーの名が生まれた「水晶淵」や「飛竜の滝」など、美しい仁淀川を楽しむ絶好のスポットです。

秋の紅葉の名所でもあります。

 

中津渓谷

安居渓谷と並ぶ仁淀川の美しい観光スポット。

遊歩道が整備されており、安居渓谷よりも気軽に行くことができます。

中津渓谷入り口には温泉「ゆの森」があるので、渓谷を楽しんだ後に温泉でひとっ風呂というのが定番コース。

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UFOライン(瓶ヶ森林道)

高知と愛媛の県境に位置する山の頂を抜ける道。

その絶景から絶好のドライブコースとして人気です。
道中の道は狭く、曲がりくねっているのでくれぐれも安全運転で!

猿田洞ケイビング


かつて忍者が修行したという伝説のある洞窟を探検できるプログラム。

専門のスタッフが解説しながらのケイビングは初心者でも楽しいと人気のプログラム。

実際の体験レビューはこちら↓

(料金)一人3000円

横倉山トレッキング

安徳天皇終焉の地の伝説が残る神秘とロマンの山。

杉の巨木が立ち並ぶ杉原神社や、絶景が楽しめる馬鹿試しなど、見所も豊富です。
地元ガイドが案内するプログラムがおすすめ。

 神秘の森 横倉山トレッキングツアー

(料金)
大人¥2,000 / 小学生未満¥500

 

ホエールウォッチング宇佐

土佐市宇佐港発のホエールウオッチング。

ニタリクジラをウォッチング対象としているところは全国的にも高知県だけで高確率で遭遇できるのもここだけ。
クジラに会えるのは例年4/20~10月末ごろまで。

(料金)
大人¥6,000 / 小学生以下¥3,000

ホエールウォッチング宇佐 クジラやイルカ 海の生き物に逢いに行きましょう!

いの町紙の博物館

 

平安時代から続く土佐和紙のの長い歴史や、和紙づくりの道具などについて学ぶことができる博物館。
様々な和紙を用いたお土産もあり、外国人にも人気の施設。

体験コーナーでは、色紙やハガキをの手すき体験ができます。

(料金)
入館料 大人¥500 / 小中高生¥100 /
体験料 ¥400

土佐和紙|いの町紙の博物館

 

土佐和紙工芸村QRAUD

カヌーやラフティングといった水のアクティビティに加え、紙の手すき、うちわ作り、機織りなどの屋内での体験メニューが充実しているので悪天時にも安心。レストランや入浴施設、宿も併設されています。

(料金)
紙すき体験 ¥400~ / 機織り¥1,400~
カヌー 大人¥5,000/小学生以下¥4,500
ラフティング 大人¥7,000/小学生以下¥6,000

- 高知県 土佐和紙工芸村「くらうど」 QRAUD -

佐川地質館


地質学発祥の地ともよばれる佐川町。館内では化石の宝庫である佐川盆地をはじめ高知県下の地形や地質、化石などが紹介されています。
入館料:大人¥300 / 小中高生¥100

 

おわりに

2018年4月にオープンした「スノーピークおち仁淀川」の情報と周辺の観光情報をまとめて紹介しました!

実際にキャンプをしてみて、「複数人でワイワイと楽しくキャンプ」をするには最高の場所だと感じました。
特に、キャンプ場に管理人さんが常駐しているキャンプ場というのは四国では少ないので、キャンプ初心者の人こそオススメなキャンプ場だと思います!

キャンプするだけでなく、高知観光の拠点としても今後ますます利用されるであろう「スノーピークおち仁淀川」。
ぜひ遊びに行ってみてくださいね!

(取材協力)
スノーピークおち仁淀川 | スノーピーク * snow peak
一般社団法人 仁淀ブルー観光協議会

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シオ(しおちゃん)

「ありんど高知」編集長。 高知県在住フリーランス。 東京で数年働いた後に高知へ帰高。一度県外に出たからこそ気づいた高知の良さを全国に知ってほしくてありんど高知を立ち上げる。アウトドアとバイクと狩猟が趣味。 高知空港から送迎無料のレンタカーショップ「ジムニーレンタルズ」はじめました。

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