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【レビュー】忍者が修行した洞窟を探検!猿田洞ケイビングを体験してきた!

かつて忍者が修行した場所とも言われる日高村の「猿田洞」

今回はその「猿田洞」を探検できる体験プログラムがあるということで、参加してきました!

 

猿田洞ケイビング体験レポート

今回は友人のナリと僕の二人で行ってきました。

まずは受付場所の「村の駅ひだか」に到着。

 

今回案内をしてくれるのは、「村の駅ひだか」の高野さん。

「村の駅ひだか」の高野さん

 

「今日はよろしくお願いします」

 

 

「こちらこそよろしくお願いします」

 

 

「よろしくお願いしますー!」

 

 

簡単な受付を済ませました。

 

 

 

「それじゃあ、このトランシーバーを持って車に乗ってください」

 

 

 

「車で移動するのにトランシーバー??」

 

 

 

「道中、道案内や簡単なガイドをさせてもらいますので」

 

 

 

「おお、なるほど!」

 

 

洞窟までは高野さんの車を自分の車で追う形で移動。

 

「はい。それじゃあ、移動して行きます」

 

 

 

「おお、トランシーバーから高野さんの声が聞こえる」

 

 

 

「それじゃあ、みなさんの左手側に見えるのが、日下川調整池です。ここは昭和50年に大水害があった場所で、その水害被害を抑えるためにこの調整池が作られました」

 

 

「おお、めっちゃガイドしてくれてるわ」

 

 

 

「こんなところにこんな池があったんやねー」

 

 

 

「ねー。知らんかったわ」

 

 

 

「この調整池はお隣の日下川が氾濫しそうになると、ここに水が流れ込んで水害を防ぐ役割になっています」

 

 

「へー。調整池すげぇ!」

 

 

 

こんな感じで、10分ほどの移動でしたが、高野さんの親切なガイドで、ちょっとだけ日高村を観光することができました。
洞窟だけの案内だと思っていたので、これは地味に嬉しいサービスでした!

 

忍者が修行をした猿田洞

 

そして、猿田洞に到着!

 

ヘルメットと軍手を貸していただき、長袖長ズボンの動きやすい服装に着替えました。

 

「はい。ではこちらのヘルメットと軍手をつけてください。ヘルメットはライトがつくか確認してください」

 

 

 

「あ、つきました!オッケーでーす!」

 

 

 

「では、まずは簡単に猿田洞について説明をさせていただきますね」

 

 

資料を使って説明してくれる高野さん

 

「この猿田洞は、坂本龍馬が脱藩したくらいの時に発見されたと言われています」

 

 

 

「へー、そんな昔から」

 

 

 

「そして、ここに伝えられている話として「忍者茂平」の伝説が伝えられています」

 

 

 

「洞窟に忍者!?」

 

 

 

「江戸時代、茂平という男が大失恋の後に、この洞窟に入ってみると、そこで洞窟に住む仙人に出会いました」

 

 

 

「洞窟に仙人!?」

 

 

 

「茂平はその仙人に弟子入りをして、猿田洞忍者になる修行をしたと言われています」

 

 

「忍者になった後は、いくつもの言い伝えがあります。有名な話としては、高知城に盗みに入ったところ、酒宴用のお酒に手を出して、酔っ払ってそのまま寝て捕まってしまったと言うものがあります」

 

 

「あはは、お酒で失敗とか高知の人っぽいw」

 

 

 

「しかし、首を切られる前にネズミに化けて、トンビに乗って逃げていったそうです」

 

 

「ええー!茂平すげえぇ!」

 

 

 

「様々な言い伝えがありますが、基本的にはお金持ちから金を盗み、貧しい人に分け与えたと言われています」

 

 

 

「へー、義賊のネズミ小僧みたいですね!」

 

 

 

「そう!茂平は高知のネズミ小僧とも呼ばれているんです」

 

 

 

「なるほど!そんな忍者が修行したところにこれから入るんですね!」

 

 

「これは期待が高まってきた!!」

 

 

 

参考)日高教育委員会-日下茂平

 

洞窟探検はスリル満点!

 

洞窟に入る前に記念にパシャり。いよいよ洞窟に入っていきます!

 

「じゃあ、中に入って行きましょう」

 

 

 

「おおお、一歩を踏み出しただけで空気が変わりますね!ひんやりして気持ちいい」

 

 

 

「洞窟の中は一年中同じ気温なので、夏は涼しいですねー」

 

 

 

外温度は22度でしたが、洞窟内の温度は15度程度でした。

 

高野さんの他にもう一人ガイドさんがついていただき、僕たち二人を高野さんとガイドさんが挟む形で進んでいきます。

 

 

 

「はい、洞窟入ってすぐですが、そこにコウモリがいますね」

 

 

 

「え?どこですか?」

 

 

 

「おおおお!マジだ!!コウモリだ!!」

 

 

 

「今日は少ないですが、多い時だと天井一面がコウモリで埋まっていることもありますよ」

 

 

 

「うへええええ、ここ一面ですか・・・すげえええ!!!」

 

 

 

細いハシゴを駆使して進む本格的な洞窟

 

「じゃあ、早速細い道に入って行きますね。足元が滑りやすいので注意してください」

 

 

 

細い鉄の橋がかけられたところを進む

 

「橋の下には水がたまってる。落ちたら濡れるね」

 

 

「結構高さあるから濡れるだけじゃすまんやろw」

 

 

「そうやねw気をつけなきゃ」

 

 

 

足元には水が溜まっていた

 

「はい、じゃあここはまた狭くなっています。頭に注意して、ゆっくり来てください。慌てる必要ないですからねー!」

 

 

適切に高野さんが声をかけてくれるので進みやすかったですが、それでもキツイ所はかなりキツイ!

 

「めっちゃ冒険してる感じするねww」

 

 

「それなww」

 

 

 

 

また少し進むと・・・

 

 

「はい、じゃあここからハシゴを登ります」

 

 

 

「え、ハシゴ!!??」

 

なんと目の前には鉄のハシゴが現れました。これを登っていくようです。

 

「滑りやすいんで、一人ずつゆっくりと登って来てくださいね」

 

そう言ってハシゴを登っていく高野さん。

 

「おお、高野さんの姿が全く見えなくなった。これはかなり高いよ」

 

 

 

「はい。じゃあ、登ってください!どうぞー!」

 

 

 

「よっしゃいくぞ!」

 

 

 

 

ハシゴはところどころグラグラ揺れていてスリル満点でした。

 

洞窟探検って楽しい!

洞窟の中盤ごろ・・・

 

「ねえ、ナリ?」

 

 

 

「なに?」

 

 

 

「正直言っていい?」

 

 

 

「どうぞ」

 

 

「ここまで本格的な洞窟とは思ってなかった!!!ナメてましたすんません!!!」

 

 

「wwwww」

 

 

 

「いやね。狭い道の歩くのは想定してたけど、洞窟をハシゴで登ったりするのは想定外だわ」

 

 

「もっと、こう、整備された道を進むかと思ってた」

 

 

「一応ハシゴとかはあるけど、手すりもないし、未開の洞窟を進んでる感じだもんね」

 

 

 

しゃがんで体をうまく使わないと進めない場所もある

 

「そうそう。高野さんも「この先は僕も行ったことないんですよー」って言うところがあったりして普通にコワイわw」

 

 

「でも、むしろそんなところを探検する方が楽しくない?」

 

 

 

「そう!だから今めっちゃ楽しい!!!」

 

 

 

「wwwwwwwww」

 

 

 

洞窟だからこそできることもある

 

しばらく細い道やハシゴを登ったりして進むとキラキラ光る壁を見つけました。

 

「ここ、壁がキラキラしていてめっちゃ綺麗ですね!!!」

 

 

 

「そうですね、この辺は水滴が光を反射して綺麗ですね。僕も何度か写真に撮ろうとしたのですが、写真だとこの綺麗さが伝わらないんですよね」

 

 

 

「あ、ほんとだ。撮ってみたけど難しいですね。実際に来てみるしかないのか」

 

 

↑写真では伝わらないと思いますが、壁一面が金箔みたいにキラキラしていて、とても綺麗でした!
気になる方はぜひ参加してみてください!

 

またしばらく進むと少し開けたところに出ました。

 

「はい。じゃあ、ここで休憩がてら、ちょっと暗闇体験をしていただこうと思います」

 

 

「暗闇体験ですか!?」

 

 

「そう、ここで一回ライトを全部消して真っ暗闇を体験しましょう」

 

 

 

「おお、面白そう」

 

 

 

「じゃあ、いいですか?消しますよー」

 

 

 

 

 

真っ暗

 

「おおお!当然だけどマジで真っ暗だ!」

 

 

「普段の生活では夜でも月明かりや星が見えるので、少しは見えるじゃないですか。ここまでの本当の暗闇を体験できるのは洞窟ならではです

 

 

「なるほど。確かに体験したことない暗闇ですね!」

 

 

 

「じゃあ、そろそろライトをつけましょうか」

 

 

 

「ああ!明るい!ライトって素晴らしいーーー!」

 

 

いよいよ出口

 

またしばらく進むと・・・

 

 

ようやく出口が見えました!

 

 

 

このハシゴを登れば出口です。

 

あと一息!

 

 

そして!

 

 

 

ついにこの時が!!!

 

 

「出口だーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

「ああ、空気が美味しいー!」

 

 

 

 

こうして約1時間20分ほどで無事洞窟を踏破しました!
健康な人で普通に進んで40分の道のりらしいので、かなりゆっくりとしたペースで行った計算になりますね。

 

ケイビング後はこうなる

ケイビングを終えたあとは、この通り綺麗だった軍手も服もドロドロになっていましたw

 

 

ケイビング前と後の写真を比べれば、どれくらいドロドロになったか一目瞭然ですね!

 

ケイビングに参加する方は、必ず汚れて良い服と着替えを持っていきましょう!

 

「でも、汚れるのが気にならないくらい熱中したね!」

 

 

「それね!めっちゃ冒険家になった気分で楽しかったわ!」

 

 

「高野さんの喋りも面白くて、探検も楽しかったー!」

 

 

 

最後には、冷たいお茶とチョコけんぴをご馳走になりました。

 

 

「疲れた後の芋けんぴは最高やね!」

 

 

 

実はケイビングはカップルにも人気!?そのケイビングの訳は?

ケイビングを終えて、談笑中こんな話題になりました。

 

「このケイビングツアーっていつからされてるんですか?」

 

 

 

「うちでは3年前から夏休み限定で始めたんですよ。今のように申し込みがあればいつでも開催するようになったのは去年の11月からですね」

 

 

「おお!じゃあ、結構最近からなんですね!めっちゃ面白かったんで、これはありんど高知で宣伝しておきますね!w」

 

 

「ぜひ、お願いします!w」

 

 

「ちなみに参加される方ってどんな方が多いんですか?」

 

 

「夏休みなどは家族連れの方が多いですが、今の時期は若い方が多いですね。特にカップルの申し込みも多いんですよ」

 

 

「へー、カップルで洞窟デートですか。変わってますね」

 

 

「しかも、男性ではなく女性からの申し込みが多いんですよ

 

 

「へえ。アクティブな女性が多いんですかね?」

 

 

「これは私の推論でしかないのですが、ちょっと女性の方は男の器量を計っているんじゃないかと思うんですよね」

 

 

「あ、なるほど。この男はちゃんと「ここ滑るよ!」とかって声をかけて気遣いできるかとかですか」

 

 

 

「そうそう、気遣いできずに自分だけで盛り上がって先に行っちゃう男はダメとかね」

 

 

 

暗い洞窟の中ではコミュニケーションと気遣いが大事

 

「あー、確かに。これやると、頼りがいがあるかとかもわかりますねw」

 

 

「非日常的な空間でも平静でいられるかって度量も試されるかもしれませんねw」

 

 

「なので、ケイビングって彼氏の器を試したい女性にもってこいだと思うんですよね」

 

 

「そこまで計算するとは・・・女の人コワイw」

 

 

 

「男性、頑張って。超頑張って」

 

 

まあ、単純に彼氏と暗闇でドキドキしたいだけかもしれませんけどねw。さっきのはあくまで私の推測ですので。

 

 

「そっちの方が本命かもしれませんねw」

 

 

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか。

今回はasoview(アソビュー)を使って、日高村の「猿田洞ケイビングツアー」に参加してきました!

案内役の高野さんは喋り上手で、おかげで終始楽しくケイビングをすることができました!
二人のガイドさんがつき、道中のガイド、ライト付きヘルメットと軍手の貸し出し、洞窟の冒険、お茶のサービスまであって、参加費はたったの3000円。コスパもめっちゃよかったので、大満足のツアーでした。

ちょっとアクティブな冒険がしたい方や、洞窟探検に興味のある方にはぜひおすすめです!上で話した通り、「彼氏の器を試したい女性」にもおすすめかもしれません笑

 

 

今回紹介したケイビングツアー以外にもasoview(アソビュー)には様々なアクティビティーやツアー・体験が掲載されていますので、ぜひ探してみてください!

週末の遊びが楽しくなること間違いなしですよ!

asoview(アソビュー)でアクティビティーを探してみる

http://www.asoview.com/

 

 

 

 

 

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シオ(しおちゃん)

「ありんど高知」編集長。 高知県在住フリーランス。 東京で数年働いた後に高知へ帰高。一度県外に出たからこそ気づいた高知の良さを全国に知ってほしくてありんど高知を立ち上げる。アウトドアとバイクと狩猟が趣味。 高知空港から送迎無料のレンタカーショップ「ジムニーレンタルズ」はじめました。

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