「高知の絶景スポットはどこ?」
という質問を高知の人にするとポツポツと名前が挙がる「伊尾木洞」。
ネットで調べるとこんな情報が出てきます。
伊尾木洞とは?
海に堆積した300万年前の地層が隆起し、波浪により削られた海食洞。
国道から徒歩1分の入り口を渓流沿いに入り、40mほどの洞の先には、自然いっぱいの異空間が広がる。
国の天然記念物として指定されているシダの群落は、多くの種類が一ヶ所に生育することが大変珍しいことによる。
伊尾木洞は、国の天然記念物に指定されるシダの群生地として有名洞窟のようですね!
どうやら、知る人ぞ知る絶景スポットらしくネットの情報も少なめです。そこで実際に行ってきました!!
今回はその伊尾木洞のレポートです!!
伊尾木洞の駐車場は伊尾木公民館かKマートへ
国道沿いを走っていると伊尾木洞の標識や看板があるので、場所はすぐわかると思います。
駐車場は「伊尾木公民館」か「Kマート」に停めることができます。
特に駐車料金のことなども書かれていなかったので、駐車は無料のようですね。
車を停めて歩くと、伊尾木洞への案内が立っているので、その通りに進みましょう。
伊尾木洞の案内が見つけられなかったときは、小川沿いを歩けば見つけることができます。
ここが伊尾木洞の入り口。奥に見えるトンネルのような場所が伊尾木洞です!
ちなみに、イケダハヤトさんが伊尾木洞の記事で「絶対迷う」とか「駐車場がない」とか書いていましたが、ちゃんと目的地を「伊尾木洞」にして国道を走れば迷いませんし、駐車場も公民館とKマートに用意されているので安心してください。
関連)
絶対迷う!高知・安芸の「伊尾木洞」が「もののけ姫」的な神秘空間だった : まだ仮想通貨持ってないの?
伊尾木洞は神秘のパワースポット
いよいよ伊尾木洞の中へ!
薄暗い鍾乳洞は非日常的な雰囲気が漂います。
短い洞窟なので、出口から光が差し込むとなんとも神秘的。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、かなり高さがある洞窟なので、結構迫力ありますよ!
天井からは水がポタポタ落ちている場所もありました。
洞窟を抜けると天然記念物のシダの群生地
洞窟を抜けると、国の天然記念物のシダが群生している森が広がります。
人が写っていると、左右の壁の高さがよくわかりますね。
本当にとんでもなく高い壁の中なんです。思わず声が漏れそうになる絶景ですよ!
こんな看板も立っていました。
多数の種類のシダが一箇所に群生しているのは国内でも非常に珍しいんですね。
せっかくなので、シダの写真をたくさん撮りました!
シダの緑と小川のせせらぎでとても癒やされる空間でした。
森の奥には滝もあるよ
さらに奥に進むと滝があるらしいので、歩いていきました。
小川沿いを歩くので、足元注意です。
大雨の後などは多分歩けなさそう。。。
しばらくこんな川沿いの細い道を歩いていくと、ようやく滝が見えました!
小さめな滝ですが、周りの雰囲気も相まってすごく癒やされます!
マイナスイオンがメッチャ出てそう!
帰り道は海を見ながらぐるっと一周
滝を越えてさらに奥に歩くとこんな標識がありました。
左に行くと伊尾木洞をぐるっと一周する形で帰れるようです。
左に進むと山道から農道にでました。こちらもなんとも穏やかな風景。
海と田んぼと空が一度に見渡せる道を歩きながら、駐車場まで帰ってきました。
伊尾木洞には長靴必須!公民館では無料貸出も!
見てもらったように伊尾木洞の森を歩いて行くには小川を登っていく必要があります。
一応道らしきものはあるのですが、小川を渡らないといけなかったり、足元がぬかるんでたりするので、靴は長靴が必須です。
サンダルでも良いかと思ったのですが、マムシが出るらしいので、やっぱり長靴が良いでしょう。
これは行った後に知ったのですが、なんと伊尾木公民館では伊尾木洞を訪れる人のために、長靴を無料で貸し出してくれているらしいです!
これは荷物を増やしたくない観光客にはうれしいですね!
これから訪れる方は、ぜひ公民館で長靴をレンタルしてから向かうようにしてみてくださいね!!
おわりに
いかがだったでしょうか。
小川のせせらぎに自然が作り出した巨大な洞窟、さらにそこに群生するシダが自然の凄さを見せつけてくれました。
日々の忙しい生活に疲れて、緑に癒やされたい方には本当にオススメの場所です!
これからますます緑も濃くなる季節なので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか!!