こんにちは。
先日、居酒屋さんで「カメノテ」を食べました。
本物の亀の手ではありません。「カメノテ」という生き物です。
全国で食べられており、高知だけという訳ではありませんが、高知の居酒屋でよく見かけます。
高知の沿岸の岩礁でもたくさん取られているようです。
ふと、このカメノテを知らない人もいるのでは?!と思いましたので記事にすることにしました。
記事にしたのは良いのですが、なかなかに見た目が不気味なのでこの先、閲覧注意です!!!
フリー素材「いらすとや」にも、「カメノテ」ありました。
左のわさびみたいなイラストがカメノテです。
亀の手そっくりな「カメノテ」
こちらが、「カメノテ」の塩茹でです。居酒屋「ぼんくら」で食べました。
どうですか?亀の手そっくりでしょう。
一見、貝の仲間のようにも見えますが「カメノテ」は、貝ではありません。
カメノテ(亀の手、学名:Capitulum mitella)は、石灰質の殻をもつ岩礁海岸の固着動物で、カメノテ属唯一の種である。甲殻類ミョウガガイ科に分類される。
引用:カメノテ - Wikipedia
甲殻類で、カニやえびと同じような生き物のようです。
持っている茶色の鎖かたびらみたいな部分が柔らかくて、ところどころ緑色になっている部分が硬い殻になっています。
硬い部分がパカパカ開きます。貝と間違うのも無理はありません。
岩礁にくっついているとき、ここからツメを出すようです。
この光景もかなり不気味でしたので興味のある方は検索してみてください。
食べるときは、下の柔らかい部分を破って食べます。
この柔らかい部分に煮汁が含まれていて、つまんで引っ張ろうとするとビュッと汁が飛ぶことがあるので注意です。
僕は、縦に裂きながらのけました。(一度ビュッと汁を飛ばしました。)
手をベタベタにしながら破くと中の身が出てきます。貝の食感と似ていて、プニプニしています。
どこまで食べるのかが際どいんです。このプニプニした身の先にはツメ部分があり、黒いです。ツメは硬くて食べられません。
ここまで味の解説はしていませんが、美味しいです。食感と風味は貝ですね。
シンプルな塩茹ででしたので、しっかり磯の香りがしました。
飲みながらおつまみとして、ちびちび食べると止まらなくなりますね。
最後に
高知でしか食べられないものではありませんが、高知の居酒屋でもよく見かけます。
岩礁にもたくさん生息しているようです。
インパクトは強いですが、興味のある方は食べてみてください〜!