ふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイスが選ぶ、「ふるさとチョイスアワード2018」で高知県の須崎市が見事大賞に選ばれました!
「ふるさとチョイスアワード2018」は全国の地方自治体の中から、特に素晴らしい取り組みをした自治体を表彰するもので、WEB投票とプレゼン会場での投票で選ばれます。
2018年のテーマは「STORY」。ふるさと納税にまつわる素晴らしいストーリーを全国から選ばれた8つの自治体の代表がプレゼンをし、競い合いました。
そんな日本全国の自治体の中で、最も素晴らしい自治体として大賞を獲得したのが、高知県の須崎市です!!
高知県須崎市の発表テーマは「しんじょう君とふるさと納税でまちが変わる」。
PR方法がなかったという須崎市で、真剣に町の特徴を探し、それを使って懸命に自治体の発展を追い続けた姿勢。何もなかった所に大きな変化を起こしたことが高く評価されました。
【ふるさとチョイスアワード2018大賞決定】
🏆高知県須崎市🏆
㊗️おめでとうございます✨#高知県#須崎市#しんじょう君 pic.twitter.com/3e4TsJSCLp
— ふるさと納税総合サイト ふるさとチョイス (@furusato_tax) 2018年11月21日
今回は、「ふるさとチョイスアワード2018」大賞を獲得した須崎市のふるさと納税の商品や取り組みについてインタビューしてきました!
普段はなかなか聞くことができない、ふるさと納税の取り組みについて紹介しようと思います!!
ふるさとチョイス工芸品部門1位にも輝いた「迫田刃物」
まず紹介するのが、ふるさとチョイスの工芸品部門1位にも輝いたことのある「迫田刃物」。
迫田刃物の特徴は、確かな技術で丁寧に作られた包丁。迫田さんが手がける包丁は、最後まで職人自身の手作業で丁寧に研ぎ澄まされた逸品。
届いた瞬間から素晴らしい切れ味を体感できます!
【日本三大刃物・土佐打ち刃物】出刃包丁
・400年の土佐打刃物の伝統技法を受け継ぎ、鍛造にこだわる包丁専門工房「迫田刃物」
・20年以上にわたって断続的に複数の日本有数の砥ぎ師に師事した技術で仕上げた逸品。
・迫田刃物の製品は永久保証。迫田刃物が続く限り、自身の手で砥ぎ直しが可能!
【利用者の声】
12月6日寄付、思っていたより早く、本日(3月3日)に到着しました。
刃渡りの長さが2種類ある事に気付かず、悩んでから購入した結果、誤って短い方を頼んでしまいましたが、メールの連絡で丁寧な対応で変更に応じていただき感謝しています。
品物はずっしりとして家にある出刃包丁とは明らかに違います!一生もんを手に入れた感じで大満足です。
鮭釣りをするので、秋に鮭を捌くのが楽しみです。
ふるさと納税は食べ物ばかりに目がいっていましたが、なかなか買う機会のないらこういう伝統工芸品を狙ってみるのがいいかも!と今さら思いました(笑)
今年も日本の匠の品を狙ってみます!出典:【楽天市場】【ふるさと納税】【日本三大刃物・土佐打ち刃物】出刃包丁(15cm) 青紙2号(高知県須崎市) | みんなのレビュー・口コミ)
迫田刃物の魅力は?職人の迫田剛さんにインタビュー!
数々の名人の元での修行経験があり、現在はNHK講座で研ぎの講師もしてる迫田剛さん。
そんな迫田さんに、自身が手がける迫田刃物の魅力を伺いました。
包丁は有名な産地は数あれど、結局は作る職人の腕次第だという迫田さん。
そんな迫田さんの一つの特徴が、いくつもの名人と呼ばれる職人に師事して、専門の技術を習得してきたこと。
包丁の研ぎ一つとっても、片刃と両刃では技術が全く違うから別々の師匠の元で修行を重ねてきたという迫田さん。
専門分野ごとに別々の師匠に、さらに3年間という長い間しっかりと腰を据えて長い間師事する人は、業界でもほとんどいません。現在も新潟に習ってるいるとのことで自身の包丁づくりにおける技術の習得に余念がありません。
本刃研ぎというのは、新品の包丁を研ぎによって鋭利な刃に仕上げること。
一般的な新品の包丁はカケにくくするため、わざと鈍角、または僅かに丸刃にしてあります。なので、切れ味はあまり良くありません。
これを本来の切れ味になるように、研ぐことを本刃研ぎと言います。
新品の包丁を買ってメーカーに本刃研ぎをしてもらうと、通常は定価の1割高となります。
しかし、迫田刃物ではどの包丁も箱出しですぐに最高の切れ味となるように、機械ではなく手作業で本刃研ぎをして販売しています。
ちなみに、新しい包丁に『本刃付け』とか『本研ぎ』とか『手研ぎ』等と表示しているものがありますが、商品名として表示している場合があり、実際には刃付けがされていないことも多いのだとか。
包丁を作った職人が、数年間の修行で得た研ぎの技術をもって、最高の一本の包丁に仕上げる。
これが迫田刃物の最大の特徴です。
お客さんにしっかりと納得した上で販売したいと語る迫田さんは、販売方法も問屋卸しはせず、自身が責任を持てる直販にこだわっている。
各地の物産展やイベントなどに積極的に出店をし、お客さんとコミュニケーションを取った上で販売をしているんだそうです。
今年はなんとパリのジャパンエキスポにも出店をしてきたんだとか。
そうして販売した包丁の研ぎ直しは迫田刃物がある限り永久保証!(使用後の研ぎ直しは有料)
まさに一生モノの包丁です!
迫田刃物のふるさと納税のストーリー
そんな迫田刃物が、ふるさと納税に出品し始めたのが数年前。
という迫田さん。
今までのイベントなどへの出店とは違い、実際のお客さんの顔が見えないことでかなり苦労をされたそうです。
お客さんがこれで本当に納得してくれるのだろうか?という不安にかられ、いつもよりも仕上げ作業に費やす時間が増え、最終的には7つの砥石を使い仕上げるようになったそうです。
そんな丁寧な作業が続く中、口コミで評判が広がりいつの間にかふるさとチョイス工芸品部門1位になるほど注文が殺到。生産が追いつかなくなり、注文から商品を届けるまでに半年くらいかかるようになってしまいました。
そうなると、待ちきれないお客さんからの心配の声や、クレームが増加。
普通ふるさと納税に関する問い合わせ先は市役所がやりますが、迫田さんはすべてのクレーム対応を自分でやらせてほしいと市役所に申し出たそうです。
現在もふるさと納税のお礼状は手書きで、ちゃんとお客様に感謝を届けるようにしているという迫田さん。
職人として非常に謙虚な迫田さん。現在も自身の職人としてのレベルをまだまだ上げようとつつも、しっかりとお客さんのことを考えている。
このことこそが迫田さんの魅力だと感じました。
こんな職人の手がける包丁なら、将来に渡って安心して使うことができる!
自信を持ってそう言える魅力が迫田刃物にはあると感じたインタビューでした。
大正十年創業「宮進商店」
続いて紹介するのは、大正十年創業の水産物加工会社「宮進商店」
まもなく創業100周年を迎えようかという須崎でも老舗のお店です。
魚の町としても知られる須崎市の「宮進商店」が手がけるおすすめ商品がこちら。
宮進 太白ちりめん
・土佐沖の黒潮に育つ、土佐須崎の「最高鮮度の状態で炊き上げる釜揚げちりめん」
・高鮮度処理できることにより実現した、高品質な釜揚げちりめん。
・仕上がりの身質は良く、プリッとした食感が特徴です。
宮進 本からすみ
100年の歴史が紡ぐ宮進の魅力
宮進商店代表の宮本さんに、宮進商店のおすすめポイントを取材しました!
宮進商店は須崎魚市場からわずか89mの距離にあります。
目の前の魚市場で採れた魚を新鮮なうちにそのまま加工。
最高の鮮度で調理ができるわけですね。
保存の効かない小魚のちりめんじゃこは、1,2時間も車で運送したものだとベチャッとした仕上がりになり、口当たりも悪くなります。
しかし、宮進のちりめんは真っ白でふわっとした口当たりを食べた瞬間に感じる事ができます。
これがちりめんじゃこの鮮度の違いなんだとか。
うに・このわたと並ぶ日本三大珍味の一つのからすみ。
魚の魚卵を天日干しにして作られるからすみは干している間も、2時間おきに裏返す作業繰り返して、完成まで1ヶ月ほどかかります。
そうして作られた宮進のからすみは、塩味控えめで魚卵本来の旨味をギュッと凝縮した逸品にしあがっています。
有名料亭にも卸している宮進のからすみ。
高級品なので、普段はなかなか買うことができませんが、ふるさと納税を使って味わってみてはいかがでしょうか?
ふるさと納税で変わった須崎市
ふるさと納税の担当でもあり、須崎市のご当地キャラ「しんじょう君」のアテンドとしても知られる元気創造課の守時さんに、須崎市のふるさと納税について伺いました。
以前ありんど高知ではしんじょう君のことについてインタビューさせていただきました。
【生みの親】しんじょう君のPR担当の「守時さん」に誕生秘話をぶっちゃけインタビューしてきたよ!ÒㅅÓ。)ノ - ありんど高知
【しんじょう君があなたにパリのお土産買ってきます☆】
ÒㅅÓ。)ノみんなー☆おはよー☆しんじょう君今年もパリにいくからみんなにお土産かってくるよー☆いつもみんなにたくさんプレゼントもらってるから、こころをこめて選んでくるよー☆ボンジュール☆くわしくはこちら☆https://t.co/dP6MwNRsYV pic.twitter.com/hbTWZbngnd
— しんじょう君🌏🃏11/21東京 (@susaki_city_PR) 2018年7月2日
ÒㅅÓ。)ノバンコクのみんなー!優しくしてくれてありがとー☆しんじょう君はこれから日本に帰るからね☆また行くからねー!
ขอขอบคุณเพื่อนๆชาวกรุงเทพฯที่ใจดีและคอยเอาใจใส่ชินโจคุงนะครับ หลังจากนี้ผมจะกลับญี่ปุ่นแล้วนะ แล้วพบกันใหม่ครับ#NIPPONHAKUBANGKOK2018#นิปปอนฮาคุ pic.twitter.com/xDbNJqsE8G— しんじょう君🌏🃏11/21東京 (@susaki_city_PR) 2018年9月3日
ÒㅅÓ。)ノご当地キャラまつりin須崎、いちにちめ!来てくれたみんな、ありがとー☆あしたもよろしくね☆ね☆ pic.twitter.com/TroQoxcoFx
— しんじょう君🌏🃏11/21東京 (@susaki_city_PR) 2017年9月9日
もはや恒例となった「ご当地キャラまつりINすさき」では、須崎市の人口を超える人が訪れる。高知県ではよさこい祭りの次に来場者数が多いイベントになった。
ふるさと納税で須崎市が変わる!?
まとめ
須崎市のふるさと納税について、事業者と市役所の方に実際にインタビューをしてお届けしてきました。
ここで紹介した以外にも須崎市のふるさと納税の返礼品にはたくさんの種類があります。
ぜひ、須崎市のふるさと納税の返礼品で自分にピッタリのものがないか調べてみてくださいね!
(参考リンク)
ふるさと納税で貰える特産品をもっと知りたい!という方は、下記のふるさと納税の情報サイトを参考にしてみてください。
・楽天ふるさと納税(楽天スーパーポイントが貯まる)
・ふるなび(パソコンや家電が充実)
・さとふる(テレビCM放送中)
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